FX用語(オプション)について

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 このページはFX(外国為替証拠金取引)の用語を説明します。
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Last Update:2008/08/07  

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オプションとは

 オプションにはプットとコールがあります。

プット=売る権利
 ドル円の現在値が110円の時点において、1週間後にドル円が 109円まで下がると予想した場合、単純に110円のドルを売る権利 を購入した場合は「110.00円のドルプットを買う」と表現されます。 これはドルを売ることと同じ意味です。そして1週間後、ドル円 が109.00円まで下がれば、このオプションを行使して1.00円の 利益を得ることが出来ます。

コール=買う権利
 ドル円の現在値が110円の時点において、1週間後にドル円が 111円まで上がると予想した場合、単純に110円のドルを買う権利 を購入した場合は「110.00円のドルコールを買う」と表現されます。 これはドルを買うことと同じ意味です。そして1週間後、ドル円 が111円まで上がれば、このオプションを行使して1.00円の 利益を得ることが出来ます。

コールのショート=「買う権利」を売ること
 ドル円の現在値が110円の時点において、1週間後にドル円が 109円まで下落すると予測した場合、109.50円でドルを買う権利 を売却すれば「109.50円のドルコールを売る」と表現されます。 これはドルを売ることと同じ意味になります。思惑通り1週間後、 ドル円が109円まで下落すれば、このオプションのプレミアム分 の利益を得ることができます。

プットのショート=「売る権利」を売ること
 ドル円の現在値が110円の時点において、1週間後にドル円が 110円まで上がると予測した場合、110.50円でドルを売る権利 を売却すれば「110.50円のドルプットを売る」と表現されます。 これはドルを買うことと同じ意味になります。思惑通り1週間後、 ドル円が111円まで上がれば、このオプションのプレミアム分 の利益を得ることができます。

プレミアム=オプションの買い手が支払うオプション料
 プレミアム自体は本質的価値と時間的価値から構成される。本 質的価値は、そのオプションを行使したときの価値で、権利行 使されたときに発生します。すなわちコールOPであればスポット 価格が行使価格を超えている場合、プットOPであればスポット 価格が行使価格を下回る場合、それぞれの差が該当します。
 時間的価値は本質的価値を超える価値を意味し、権利行使期日 までの期間中に予想される変動率や金利によって決定されます。 これらスポット価格が動くことによって生じる本質的価値の変 化や満期までの期間が短くなることや変動率の変化によって生 じる時間的価値の変化で、プレミアムの変化に繋がります。

イン・ザ・マネー=オプションが本原価値を有している状態
 ドル円が110円の時にドルコールOPを買った場合、110円未満で OP権利を行使すれば利益を得られるます。要するにそのオプションが 利益のある状態のこと。

アウト・ザ・マネー=オプションが本原価値を有していない状態
 ドル円が110円の時にドルコールOPを買った場合、110円以上で ドルを買う権利を行使しても利益は得られません。要するにその オプションで損をしている状態のこと。

アット・ザ・マネー=ストライクがその時のスポット価格と一致している状態
 ドル円が110円の時、ドルコールを買うといった場合、スポット価格 が110円の状態である。要するに損益がない状態のこと。

オプションストライク
 オプションでは110円といった具体的に売り買いする値段を決めますが、 この値段をオプション・ストライクと呼びます。

権利行使期限
 オプションに設定されている権利行使期限のこと。東京カット およびNYカットで期限が切れたその瞬間に、権利は消滅します。
 8月31日東京カットで権利行使期限を迎えるドルコールやドル プットオプションを持っている場合、東京15時を過ぎた時点でその オプションの権利を失います。もし利益が出ていても、権利を行使しない 限り利益も消滅します。
 オプションの防戦売りまたは防戦買いなどは、その権利行使期限の 直前まで続くことになります。

リスクリバーサル
 通貨オプション取引でデルタ(通貨変動に対する通貨オプション価格の感応度)が同じコールオプションの買いとプットオプションの売り(またはその逆)を同時に締結し、相場変動のリスクを抑えることをいいます。オプションの価格はその成立の可能性によって決まるため、オプションにかかる初期コストは理論上「ゼロ」になるはずです。しかし、実際の市場ではコールオプションとプットオプションでは、そのボラティリティーが異なるため、いくらかのコストが発生します。
 リスクリバーサルは、市場における人気投票の機能を持つと見ることができます。プットよりコールが大きければ、マーケットはプットをコールより 選好していることを示しますし、コールよりプットが大きければその逆になります。レンジ指向の相場ではコールとプットは同水準であり、選考 対象がコールとプットで頻繁に切り替わる傾向があります。それは、強気と弱気の間で迷いがあり、市場に強力なバイアスが存在しないことを 示しています。

          1M R/R 3M R/R 6M R/R 1YR R/R
[USD/JPY] [122.31] 1.0/1.3 JC 1.2/1.4 JC 1.4/1.6 JC 1.5/1.6 JC
[EUR/USD] [1.3280] 0.1/0.3 EP 0.0/0.2 EP 0.0/0.2 EP 0.0/0.2 EP
[EUR/JPY] [162.43] 1.2/1.5 JC 1.3/1.6 JC 1.4/1.7 JC 1.4/1.7 JC
[EUR/GBP] [0.6742] 0.1/0.4 EC 0.1/0.4 EC 0.2/0.4 EC 0.2/0.4 EC
[GBP/USD] [1.9695] 0.1/0.3 SP 0.0/0.2 SP 0.0/0.2 SP 0.0/0.2 SP
[USD/CHF] [1.2449] 0.0/0.3 CP 0.0/0.2 CP 0.0/0.2 CP 0.0/0.2 CP

 例えば上図のリスクリバーサル表で説明すると、一番左が通貨ペア、その次が権利行使価格になります。
 次の「1M R/R」とは期限が1ヵ月のリスクリバーサルという意味です。 さてその下を見ると「1.0/1.3JC」となっています。この数字がインプライドボラティリティで「JC」とは円コールの意味です。
 つまり円コール(ドルプット)が優勢という見方になります。 この数字が例えば「0.0/0.0JC」だったら円にもドルにもポジションが偏っていない、つまりレンジ相場ということです。
そしてこの両側の数字の差が大きいほどポジションはその通貨に偏っている、 つまりその通貨が上昇する可能性が高いということになります。

 オプションの種類

オプショントリガー
 ある値に達すると、オプションの実行、または消滅が起こり、価格 が大幅に変動する。変動を狙うマーケット参加者と、それを食い止 めたい参加者の思惑が激しく交差するポイントのこと。

ノックインオプション
 設定した水準に達したときに権利が発生するオプションの意味。
 ドル円が110円のとき、行使価格110.50円のドルコールオプション を買う。(オプション発生レートは114円・プレミアムは2円) その後、行使期日までにレートが114円になれば権利が発生します。

ノックアウトオプション
 設定した水準になったらオプションが消滅するオプションの意味。
 輸出企業が110円のドルプットのノックアウトオプションを購入 して、ドル建て資産をヘッジします。(オプション消滅レートは 105円・プレミアムは2円)行使期日までにレートが105円になれ ば権利が消滅します。

ダブルノータッチ
 オプションが110円と115円にあった場合、両方つかない、という 状態。=110〜115円の範囲で推移しているということ。

防戦
 防戦とはオプションの設定価格にならないようにする行為です。 例えば、ドル円が105.20円の時に105円に大量のオプションがあるならば 当然105円にならないように仕掛けている側が必死でドル円を買う ことになり、105円がなかなかつかずに底堅くなります。 しかし、防戦買いもむなしく105円をヒットした場合は大量の ストップロスを誘発する可能性が高く、相場が大きく動きます。 これはデイトレーダーが順張りをする理屈でもあります。 上抜けたら買い、下抜けたら売り。 安いから買い、高いから売りとは根本から異なる戦略になります。

オプションの規模
 ドル円1本=100万ドルです。これはFXで取引単位“100” に相当します。100本=FX取引単位“10000”です。 リアルタイムニュースで「ドル円105円に数千本のオプションが 並んでいる」とかあればそこには「FX取引単位“10万〜99万”」 もの注文があるということです。

取引をしながらオプションを探すには
 オプションは、それ自体がどれくらいの玉がどのレートに あるか分かってしまうと意味がないので正確にはわかりません。 あくまで「噂」レベルでしか伝わってきません。しかし、 わからなくても推測はできます。 チャートを開き、水平線を引いて明らかにレンジとわかる (ドル円が105円〜110円で推移してればオプションは105円と 110円に存在する)ポイントがオプションストライクです。 ユーロドルの1.5000が非常に重いとなれば、明らかに大量の オプションが存在します。

取引に活用すべき点
 オプションを探ったら、特に分厚そうなオプションの位置を 予想します。レンジになるようだとしばらくレンジ取引。 抜けたらとにかくついていきます。レンジ期間が長いほど取れる はずで、これが取引の鉄則となります。

他人の不幸は蜜の味
 「オプションがある=そこにストップロスがある」 と理解しましょう。株でも為替でも、ストップロスの力はすさまじいものです。 そして損をしている人が多いときが、一番の儲ける機会なのです。



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